設備管理部 電気保全グループ 電気Aチームリーダー

電気科 卒業

2004年入社


業務内容

電気保全グループのチームリーダーとして大型設備の更新や故障修理を担当

 

設備管理部の業務は、故障修理、予防保全、起業(古い設備のリニューアルや新設備の導入…)など多岐にわたります。

設備の更新や起業には多様な知識と経験が必要になるため、入社してしばらくは、主に各設備の故障対応やメンテナンスの業務を担当していました。現在は電気保全グループのチームリーダーとして、大型設備の日常メンテナンスや更新・導入などにプレーイングマネージャーとして取り組んでいます。

電気保全は、電気という目に見えない部分に対しての故障・対策となるので、難しい部分もありますが、日頃から安全を第一に考えて、最短で作業できる方法を検討・計画しています。

 


当社を選んだ理由

自分の専門性を生かしつつ、幅広い分野に携わる仕事

 

高校では電気科に所属していたのですが、自分自身の性格からして、同じ作業を毎日繰り返すような仕事には興味が湧かなかったため、専門性は活かしつつもいろいろなことを経験できる会社を探していました。そんな時、学校の先生から当社の設備保全業務について紹介され、応募前見学会に行ったことが入社のきっかけです。

実際に見学してみると、工場や設備規模の大きさに衝撃を受け、「この会社なら幅広い業務に携われそうだ」と期待して入社しました。現在となってはその期待を良い意味で大きく上回る仕事を任されており(むしろ守備範囲が広すぎるぐらい)、飽きることがありません。

 


仕事のやりがい

自分で考えて問題を解決できた時の達成感、作りたいものを一から作れる面白さ

 

私の場合、入社2年目から10年ほどは交替勤務に入り、夜間の故障に対応していました。夜勤では昼間に比べてスタッフが少ないので、時には一人で故障に対応しなくてはならないこともあります。そういった状況下で故障が発生したときには、早く直さなければという焦りやプレッシャーを強く感じますが、その分、自分で原因を突き止めて、より早く直すことができたときの達成感は一入です。今思い返すと、交替勤務の頃は結構苦労しましたが、人より場数を踏んだ分、技術面はかなり向上したと思います。

現在担当している「起業」とは、一言でいうと「みんなの願いを形にする仕事」です。自分たちの主導で一から立ち上げた設備が、会社の操業を担っているという感覚は、非常に面白く、やりがいを感じます。 


 

起業では、現業課、生産技術スタッフ、製造設備メーカーの担当者…等々多くの人が関与しますが、それぞれ立場や意見も異なるため、しっかりと意見をすり合わせて最適な仕様の設備を導入する必要があります。メーカーの担当者や、現場の人と会話する機会も増えますし、限られた工期・予算内で、最適なものを導入するため、会社のすべての部署とコミュニケーションを綿密に取る必要があります。私の場合、もともとあまり話すことが得意ではなかったので最初は苦労しましたが、これまでに多くの現場を担当してきた経験が役に立っています。


当社の良いところ

コミュニケーションが活発で、尊敬できる先輩が多い

 

職場の雰囲気はとても良いと思います。管理職の方も気さくに話しかけてくださるので、部全体でコミュニケーションが取りやすく、若手からベテランまで、みんな率直な気持ちで話していると感じます。また、若いうちから仕事を任せてもらえる風土であるため、早い段階から成長を実感できます。

私は、現在はチームリーダー業務で精一杯ですが、将来的にはもっとステップアップしていきたいと思っています。最近では後輩も増えてきて、仕事の教え方、任せ方も試行錯誤の日々ですが、設備管理部門には尊敬できる先輩が多く所属していますので、自分も将来は誰かの目標になれるように頑張りたいです。

 


就職希望のみなさんへ

まずは何でも経験してみよう!

 

まずはいろいろ経験してみるのが良いと思います。アルバイトでも、部活でも、趣味でもなんでも構いません、自分の興味があるものを見つけてください。

とくに高校3年生の皆さんは、会社見学もできれば複数参加してみると良いと思います。

私の場合、後輩に仕事を教える時には、なるべく自分でやってみてもらうように心がけていますが、実際に手を動かしてやってみると、「聞いた話でイメージしていたことと全く異なっていた」というのは、本当によくあることです。それと同じで、人から聞いた話や、イメージだけではなく、実際に会社の人と話をしてみることで、その会社の風土や社員の想いが伝わってくると思います。